GiamでGif動画を作成(Giamのダウンロードと使い方)
2022-07-24改訂 三宅 節雄 
 数枚~20枚程度のパラパラ漫画風の絵を順番に表示させるgifアニメを作成できる
 『Giam』のダウンロードと、インストールと使い方についての解説です。


 メニュー

 1.ダウンロード
 2.インストール
 3.使い方
 4.Gif動画の作成
 5.作成結果
 

1.ダウンロード

  窓の杜から縮専のダウンロードサイトを開きます。

  Giamのダウンロード

  サイトが開いたら
      
  

  上図に表示の更に右側は無関係の宣伝ですから、必ず『窓の杜からダウンロード』をクリックします。

  ダウンロードが完了すると、通常はダウンロードフォルダーに giam209.exe が保存されます

 
2.インストール

 giam209.exeをダブルクリックします。

 いつもの「変更を加えることを許可しますか」の表示がでますが『はい』をクリック。

 

 以下、デフォルトの設定のままインストールを実施

 

 

 

 

 

 インストールが完了すると、デスクトップにというアイコンができます。

 
3.使い方
 デスクトップのアイコンをダブルクリックします。

基本的な使い方

本ソフトを起動するとメイン画面が表示されます。


gif動画をD&Dすると下記の様にコマが表示されます。

画面左下のテキストボックスに画像ファイルをドラッグ&ドロップしても同様に表示されます。

 

・ ツールバーのボタンをクリックしてプレビュー表示

・コマの並び替え
 プレビューで確認してみて表示する順番が思っていたのと違っていた場合、順を入れ替えることができます。
 左下の枠には表示する画像が上から順にリスト化されています。ここで順番を変更したい画像をクリックで
 選び下の「下移動」「上移動」ボタンで移動させます。

・ コマの削除
 コマをクリックして選択して右クリックメニュー「選択コマの削除」をクリックするか、
 ツールバーのボタンをクリックすればコマを削除できます

・ ウェイト(時間)の変更
 各コマ毎のウェイト(時間)の変更もできます。
 デフォルトの数値10は、10/100秒という意味です。
 右上のボタンをクリックするとプレビューが表示されるので、ちょうどいい時間に設定します。
 まとめて選択するには、適用する一番上のコマを選択した状態で スクロールして、一番下のコマを
 シフトキーを押しながらクリックしてウェイト時間を変更します。
 全部選択したい場合には「全部選択」ボタンをクリックしてウェイト時間を変更します。

・ 背景の透明化
 すべてのフレームを選択した状態で透明色の使用をクリック。
 通常は勝手に背景色が選択されますが、異なる場合は自分で設定します。
 プレビュー表示を実施すれば、背景が透明なコマとそうでないコマが判別できます。
・ ツールバーのボタンをクリックしてGIFアニメ保存


gifファイルの画像の編集

・ gifアニメファイルをGiamのアイコンに乗せる(ドラッグ&ドロップする)と元画像の一覧が表示されます。

・ テキストボックスの名前をクリックすると名前が反転表示され、その上の画面に画像が表示されます。

・ 反転表示された名前上で右クリック→コピーをクリックし、JTrimやPaintに貼り付けると
 画像の切り出しができます。

・ 切り出した画像を編集しJTrimやPaintで加工します。

・ 加工した画面をGiamに貼り付け、加工前画像を削除します。

・ 上書き保存か名前を変えて保存します。


gifファイルからコマを保存

・ 左下の『全部選択』 をクリックし、「ファイル」→「選択コマの保存」で動画の全コマが取り出せます。
 

 保存場所とファイル名を指定します。
 

対応フォーマット

・入力
 jpeg, jpg, bmp, gif, png, mng, tga, avi

・出力
 gif, mng, avi


4.gif動画の作成

・ 背景模様のない画像を準備します
 

・ 左右の羽根と胴体を夫々元の画像からPhotoFiltre7で切り出します。

 1.フォトフィルターで画像を開きます。

 2.「選択]→「選択範囲の形状」から「多角形選択」を選びます
 

 3.一筆書きの要領で残したい範囲を描きます。最後に一番最初の点をクリックして閉じます。
 

 4.イメージ」→「自動透過」では「選択範囲の外側」を選びます
 

 5.一筆書きで描いた範囲の外側が透明化されています。新しい名前を付けて保存。
   右の羽根であれば、例えば『featherR2.png』。絶対に上書き保存しない事。
 

 6.羽根を回転させます。
  「イメージ」→「変形」→「角度入力」
 

 -10度回転させます
 

 名前を付けて保存します。例えば『featherR1.png』

 一度だけで戻します

 羽根を逆方向に回転させます。 「イメージ」→「変形」→「角度入力」
 

 今度は10度回転させます
 

 名前を付けて保存します。例えば『featherR3.png』
 ①featherR1.png        ②featherR2.png        ③featherR3.png

 
 7.同様にボディ部を切り出しますが、羽根と重なっている部分も含めます。名前は『body.png』
 
 8.左側の羽根も同様に切り出し、10度と-10度変えた羽根も作ります。

 ①featherR1.png        ②featherR2.png        ③featherR3.png


 9.領域の拡張
   羽根を±10度回転させると元の領域からはみ出すことが有ります。上下と前面の領域を拡張します。
  ①ペイント3Dでbody.pngを開きます。
   

  ②「ツール」→「キャンバス」をクリック
   

  ③赤で囲んだ(実際には表示されません)薄く色がついている範囲が元々の領域で、
   小さい四角(□)を掴んで上下左をを元の範囲+15%程度に調整します。
   
   
   名前を付けて(body1.png)保存します

  ④フォトフィルターでbody1.pngを開きます
   

  ⑤イメージ」→「透明色」をクリック
   

  ⑥許容値を0にして、消したい場所の色をクリックした後に、OKをクリック
   

  ⑦薄っすら色が付いた部分も、透明化します
   

   上書き保存します。

 10.部品の合成
   body1.pngをフォトフィルターで開きます
   

   次に、画面下に同じフォルダー内のパーツがサムネイル表示されていますので、その中から
   前に拡げた右側の羽根(featherR1)をメイン画面にD&Dで乗せます。
   パーツを掴んでも位置調整ができますが矢印キーの方が微調整ができます。
   

   次に前に拡げた左の羽根(featherL1.gif)を乗せて、位置の調整を実施します。
   

   ここで名前を付けて(tombow1.gif)保存します

   次に同じ手順で、羽根を後ろに開いた画像を合成し、名前を付けて(tombow3.gif)保存します
   

 11.gif動画の作成
  (1)Giamのアイコンにtombow1.gifをD&Dします
   

  (2)次にtombow3.gifをテキストボックスに入れます

  (3)繰り返しセットに☑を入れ、永久に繰り返すにも☑を入れます。
   

  (4)①透明色の枠内をクリック、②背景色をクリック、
       ③ウエイト有りに☑、ウエイトはで動きを見て調整する、④消去手段は背景色でつぶすを選択
   

  (5)名前を付けて保存
   
 5.作成結果
              

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