回転する落ち葉のgifアニメの作成
三宅 節雄
落ち葉のイラストの準備
回転させたい落ち葉のイラストを準備しますが、最終的には20×20pxに縮小しますので、簡単なイラストを準備します。サイズは100~500px位が良いでしょう。
jpgだと縮小したときににじんでしまいますから、bmpに変換しておきます。ファイル名例:『01.bmp
    
イラストの横または縦だけ縮小し回転イメージを作成
落ち葉の回転イメージは①元のイラスト、②20度回転させたイラスト、③40度回転させたイラスト、
④60度回転させたイラスト、⑤80度回転させたイラストの、②~⑤を作ります。

角度 cos解
0 1.00
20 0.94
40 0.77
60 0.50
80 0.17

元のイラストを4個コピーし、02.bmp、03.bmp、04.bmp、05.bmpという名前にしておきます。
02.bmpをフォトフィルターで開きます。
Excelの3の②0.94はcos20度の解の小数点以下2桁を表していますので、フィルタタブで、変形→台形/遠近法をクリックすると新しい窓が開きますので、 縦軸を選択後に2つの変化率を94%に調整してOKをクリックします。



上書き保存します。

03.bmp、04.bmp、05.bmpも同様に夫々の縮尺率で横方向の縮尺を実施します。

01.bmp

02.bmp

03.bmp

04.bmp

05.bmp

イラストの縮小と背景の透明化
イメージタブで、指定リサイズをクリックすると指定リサイズ画面が開くので幅を20にします。


縮小されたら、マウスのスクロールボタンを廻して少し拡大します。
イメージタブで、透過色をクリック


透過色の窓が開くので、カラーの小窓をクリックし、イラストの画面内の背景をクリックしてOKをクリック


背景を透明化したので、上書きの01.bmpではなく名前を付けて保存で、拡張子はpngで保存します。


02.bmp、03.bmp、04.bmp、05.bmpも同様に縮小・背景の透明化を実施し、02.png、03.png、04.png、05.pngを作ります。

01.png

02.png

03.png

04.png

05.png

1周分のデータ作成
01.png05.pngは1/4周分のデータで、次の1/4周分のデータは05.png01.pngの左右を入れ替えれば作成できます

01.png05.pngをコピーして、貼り付けます。


05 - コピー.png06.pngに名前を変更し、同様に04 - コピー.pngから01 - コピー.png07.pngから10.pngに名前を変更します。

06.pngをフォトフィルターで開き、イメージタブで、変形→左右を反転→背景をクリックし、下図で赤丸で囲んだ上書きコピーをクリックして保存します。


07.pngから10.pngも、同様に左右反転させて上書きで保存します。

次に残りの半周分のデータを作成します。

02.png
から09.pngをコピーして、貼り付けます。

09 - コピー.png11.pngに名前を変えます。
同様に、08 - コピー.pngから02 - コピー.pngを、12.pngから18.pngに名前を変えます。
gifアニメの作成
01.pngから18.pngをGiamで開きます。
①全体を選択し、②消去手段は『背景色でつぶす』を選択、③透明色の枠内をクリック、④色を選択の画面でイラストの表示倍率を×4程度にし、⑤イラストの透明色の場所をクリックします。



⑥ビューをクリックして全てのコマで背景が消えていればOK。×で閉じます。


消えていないコマが有る場合は、ビューの停止をクリックして でそのコマを調べ、ビューに表示されている番号の左のコマリストをクリックし、③と⑤を繰り返して背景を消します。

gifアニメの保存
ファイルタブで、名前を付けて保存します。