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第11回ホームページ勉強会
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『回転フォトキューブ』と『文字を回転』をWebページに埋め込む
Windows の基本ですが、前回作った『回転フォトキューブ(回転する写真の6面体』)をWebページに適用したい、という要望に応えてみたいと思います。
特にページの幅を定義しなかった場合には、Webページを見る方が広げたブラウザーの今見ている幅で全体が折り返しします。行幅がどんどん広がると、折り返しした際に次の行の頭を間違える可能性や、見た目が悪いので、全体を枠の中へ入れましょう。
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1.Webページ内に回転フォトキューブを作成 |
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A.具体的には、2行2列の表を作って、その中へデータを入れます。
ここをクリックすると、埋め込み例が表示されますが、このサンプルでは、右上に回転する文字列を配置する
ために、実際には表示されませんが下図の赤線で示した様に、2行2列の表を作り、2行目はセルを結合します。
B.左上のセルには、「タイトル」と「作成年月日」と「本文が3行だけ」入力します
セル内は左寄せとします
2行目の作成年月日は次行の様に<div></div>で挟み、この範囲内だけ右揃えであることを宣言します
<div align="right">作成:2024年7月1日</div>
C.右上のセルには回転フォトキューブの変形で、「第11回ホームページ勉強会」の文字を回転させています。
文字回転の方法は『2.回転文字を作成』で説明します。
D.下の結合させたセルには、残りの説明文と「回転フォトキューブ」を表示させています。
「回転フォトキューブ」は、「HTMLソース」に切り替えて表示させたい場所に前回勉強したmain.htmlの
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<div align="center">
<div class="polyhedron-wrap">
<ul class="polyhedron">
<li class="face1"><img src="photo/1.jpg"></li>
<li class="face2"><img src="photo/2.jpg"></li>
<li class="face3"><img src="photo/3.jpg"></li>
<li class="face4"><img src="photo/4.jpg"></li>
<li class="face5"><img src="photo/5.jpg"></li>
<li class="face6"><img src="photo/6.jpg"></li>
</ul>
</div>
</div> |
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を入れるだけです。
ブラウザで確認して、必要であれば前後で何回か改行します。
CSSについてはhtmlに組み込むか独立させてlinkで呼び出します。
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2.回転文字を作成
2-1.PowerPointによる作成 |
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A.PowerPointを起動します
新しいプレゼンテーションをクリックし、サブタイトル枠を消します。
「フォントの種類」、「フォントサイズ」、「文字色」を選択し、「回転させたい文字」を入力し、最後に
半角スペースを追加入力しておきます。(最後の文字と最初の文字が連続しないため)
B.円形表示する
「図形の書式」→「文字の効果」→「変形」→「円」をクリック
下図の表示になりますが、サイズ表示がない場合は表示領域(横幅)を拡げます。
「高さ」と「幅」を同じ値にして、文字列が円形で閉じるまで数値を下げます。
「高さ:4.5cm」と「幅:4.5cm」で文字の円並びが閉じました。
C.円形文字の切り出し
そのままでは領域が表示されているので、枠外でクリックしPrtScで円形並び文字を絵として切り出す。
切り出し後に「高さ」と「幅」が同一で上下左右の余白が小さい真四角で切り出します。
D.リサイズと背景の透明化
実施例の様に120px×120pxにしたい場合は、切り出した文字をPho Filtre 7 で開き
「イメージ」→「指定サイズ」で「幅」、「高さ」を120に設定して「OK」をクリック
「イメージ」→「透明色」をクリック
切り取った絵の透明化したい色の場所をクリックして「OK」をクリック
文字の背後が透明化されました。
RotCha.pngなどの名前を付けて、今回のWebページのフォルダーに保存します。
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2-2.Wordによる作成 |
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A.Wordを起動します
新規に作成したファイルを「97-2003年形式」で一旦保存して、挿入タブのでワードアートを起動し、
一番左上のスタイルをクリックするか、
「97-2003年形式」で一存しなくても、「Word 2003」 までの、「ワードアート」の起動手順 (Alt→i→p→w) を
順番に押せばワードアートが起動し、
下記画面になりますので 、表示したい文字を入力し、最後に半角の「スペース」も入力後「OK」を
クリックします。
下記表示になります。
B.文字列が選択された状態のままで、「形状の変更」→「円」をクリックします。
C.下記の表示になりますが、円形表示したいので、高さ、幅を同じ数値に例えば両方とも70mmに設定します。
D.この場合69.99mmなどの端数がでますが無視します。フォントサイズは自動で調節されるみたいです。
下図の左側の表示になりますので、「塗り潰し」と「輪郭」を表示したい色にします。
E.文字のフォントや、形状の変更で幾つか実施しました。円(太)は私の好みではない様でした。
F.前記2-1.のC.以降を実施し、背景透明化を実施した後に名前を付けて保存します。
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3.画像を回転 |
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HTMLは下記の1行を右上のセル<td></td>間に記載します
<span id="box1"><img src="RotCha.png" width="120" height="120"></span> |
CSSは下記の10行です。「回転フォトキューブ」のCSSの最後に追加で記載します。
5行目の『animation:10s』は1回転の時間で、
逆回転にしたい場合は9行目の『100%{ transform:rotate(-360deg); }』の角度の「-」を取ります。
span{
display:inline-block;
}
#box1{
animation:10s linear infinite rotation1;
}
@keyframes rotation1{
0%{ transform:rotate(0);}
100%{ transform:rotate(-360deg); }
} |
回転フォトキューブを2つ設けた埋め込み例はここからご覧下さい。
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